【不動産】頭金って必ずいるの?【ローン】
身の回りで不動産を買った人にもなんとなく聞きづらいお金の話。意外と知られていない不動産のお金の知識の一つに「頭金」があります。不動産業界に限らず「頭金」という言葉は広く使われていますよね。
頭金というものがどういうものかをあっさりとご説明すると
購入代金の一部をキャッシュで払い、残りをローンにする場合のキャッシュのこと不動産業界に限らず一般的に、これを頭金と呼んでいます。
代金の全額分をローンで借り入れできそうな場合は必ずしも必要ではありませんし、また全額キャッシュで支払いたいという方にも関係がないモノ、ということになりますね(ごく稀にですが、そういうお客様もいらっしゃるんです)。
要点だけ強調すると、「ローンの総額を減らすことができる」というのが頭金の最大の目的です。ローンの総額が減らせるとどんないいことがあるのでしょうか?
ローンが組みやすくなる住宅ローンは、不動産店が貸し出しをしているのではなく、銀行などの金融機関が実際の貸し付けとローンの請求などを行っています。借りる人が今後支払いを続けていけるかどうかを金融機関が「審査」して、審査通過して初めてローンが組めるようになるのですが、この審査の基準に「ローンの総額と年収のバランス」があります。
年収が少なめだったり勤続年数が短い・個人事業主などローンが通りにくい条件の方は、まとまった額の頭金があったほうがローン審査は通りやすくなります。
月々支払い額を減らせる同じ期間設定で払い続ける場合、ローンの総額が少ないほうが月々の支払い額は減ります。
ローン期間を短くできる同じ金額を月々支払うのであれば、より短い期間で完済出来ます。
総支払額を少なくできる月々額・ローン期間が減るということは、借入金額にかかる支払い利息も少なくすることができます。ひいては購入にかかる費用を減らすことができるということに。
(いずれも年利0.65%の場合の試算です)
頭金なしの人が多いつらつらとメリットを並べてきましたが、一般的なサラリーマンの場合は、頭金なしでもローン審査OKな場合が大半です。当店で不動産を購入されるお客様も、ほとんどの方が頭金なしの全額ローンで購入されています。
住宅購入を検討される方は「家族が増える」「子どもの入学」などのタイミングのご家庭が多くいらっしゃいます。子どもが大きくなるにつれて、私立高校に入学、地元を離れて大学や専門学校へ、自動車免許取得・マイカー購入……などなど、まとまった金額が必要なライフイベントはこれからもまだまだあります。
頭金としてキャッシュを使ってしまうより、もしものために蓄えておきたいというのも一つの考え方と思います。
それでも「金額の大きいローンは不安が大きい……」という方もいらっしゃるはず。
そんな方には、月々の可処分所得がどう変わっていくか・10年後・20年後の貯蓄や資産の状況を体感できるライフプランシミュレーションをおすすめしています。ローン期間が不安でしたら、子どもがある程度自立する目処が立つ時期で住宅ローンの繰り上げ返済をしたり、月々の支払いがどのくらいまでが無理がないか、などなどお客様それぞれのご家庭ごとの条件から算出したグラフをもとに、お金の漠然としたお悩みに経験豊富なハウスエージェントがアドバイスさせていただきます。
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