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家って買ってから何日で住めるの?

賃貸物件の場合は部屋が空いていればすぐにでも入居できますが、売買物件の場合はどうでしょうか?

一般的な購入スケジュール

引っ越しして住むことができる状態になるまで、お申し込みから短くても1ヶ月程度お時間をいただいています。現在入居中の仲介物件の場合は2ヶ月程度かかる場合もあります。

空き家になっている中古の物件や既に建築済み新築物件の場合でも、どうして住めるようになるまでに、1ヶ月もかかるのでしょうか?

不動産店の、目に見えないお仕事

人生の中でも最も高額な買い物になる不動産取引。購入の決断について不安になるのもごもっともなことです。もちろん販売する私たち不動産店にとっても、不安を少しでも取り除いてお取引に望んでいただけるように努力をしております。

購入するお客様にも、売却するお客様にも、そして私たち不動産店自身も、安心してお取引ができるように、準備をするお時間を取らせていただいています。

不動産の最終チェック

空き家の中古物件では売出し時に傷や設備の状態のチェック、業者によるハウスクリーニングを行っておりますが、お引き渡しの前には細部の確認を兼ねて清掃を行っております。

契約に望むにあたり、物件の販売時の説明と実際の物件、契約書の内容とで間違いないかを再三チェック。

契約の準備

すべての不動産は一点物で、同じものはなく、物件ひとつひとつ内容が異なるもの。物件についての情報を細かく説明する義務が不動産業者に課せられており、それらを文書化したものが「重要事項説明書」です。

売る側・買う側ともに「こんなはずではなかった…」を未然に防ぐための情報を可能な限りすべて集め、文書にしてお渡ししております。

不動産売買の法的な手続き・申請

不動産は税金とも深く関わってきます。そのため不動産の所有権情報は国が管理しており、変更がある場合は専用の書類様式で申請を行う必要があります。

書類作成・提出・申請は個人でも行うことも出来ますが、一筋縄では行かない複雑な作業になり、時間も相当にかかるため一般的には司法書士に依頼をして申請します。司法書士とのやり取りも専門的な内容になるため、不動産の知識がなければスムーズには行きません。

当店では通常料金内で

  • 司法書士の手配と申請書類作成
  • 法務局への書類提出と申請

を行っております。

お引き渡し・立ち会い

いよいよお引き渡しです。

重要事項説明でお伝えした内容の実物を見ながらのおさらいと、設備の使用方法の説明を行い、お引き渡し完了になります。


引っ越し関連は自分で手続きが必要

不動産と物件に関わるお手続きは当店で代行できるのですが、お引越し・転居など人間にまつわるお手続きはお客様ご自身で行う必要があります。

引越し前の手続き

  • 転居届または転入・転出届
  • 引越し業者の手配
  • 電気・ガス・水道の停止手続き
  • 固定電話・インターネット
  • 郵便物の転送届

引越し後の手続き

  • 国民健康保険、国民年金の手続き
  • 電気・ガス・水道の開始手続き
  • 自動車の登録変更・車庫証明

などなど……。役所の書類が苦手な私などは、ちょっと見ただけでめまいがしてきます。

でも大丈夫です、契約の際にお客様へ「引っ越しチェックリスト」をお渡ししております。何日前までに何をすればよいかのリストになっていますので、1つずつこなしていけるようになっています。

チェックリストをご覧になりたい方はスタッフまでお声がけ下さい。

Written by
きたやましんご
きたやましんご